「へえ~」と思わせる

秋田県出身の30歳代新進気鋭の経済人の講演を聞いていて、これはいけると思ったことがあった。 そんなこと無理だ!と決めつけて新たな挑戦をしない、考えを持とうとしないことから一歩も二歩も前向きに物事を戦略として考えていかなければじり貧に陥ってしまう、目の前にある商機を逸してしまうことになるのが悔しい!と言っておられた。 それは前例踏襲にこだわり、新たな視点での売り込み宣伝、新商品開発などに、どちらかというと消極的になりがちで、後れを取っていると感じておられるとのことであった。 たとえば、観光事業であっても、あっと驚くような発想で発信して観光客をつかむことだってあるのではないか? その講演を聞いていて、私はすぐにはっと気付いた。 よし!この考え方を是非会社に持ち込み提案してみようと思って相談したら、いとも簡単に笑って「それは・・・・・・うーん」と言ったきり返事が返ってこないのです。 私は、会議や講演の中でいろんな方々のお話を聞いていて、何か利用、活用できないかと考えてそうした機会に臨んでおり、その都度何かのきっかけをつかんでくることが多い。もちろん全く何も得られない会議や講演会も多いが、それはそれで仕方のないことであるが何かしらの反省材料にはなるものである。 私自身、これといった独自の発想や事業で成功したなどということもなく、そうした能力も持ち合わせているわけでもないが、いろんな機会にそうした参考になることをお聞きし、それを元に事業展開をしてきたつもりである。 そのためには職員にもご苦労をかけたし会社の職員にも無理なこともやってもらってきたのも事実であると思っている。 そうした思いの中で、今回相談したことが「無言」みたいな「反応」がないととても残念でならない。 そんな悶々とした思いの中で、魁新報の「北斗星」を読んで、そうだそうだと、つい頷いてしまった。 サッカーJFLのフアン獲得作戦の一つとして取り上げたことである。 FC町田の監督が「秋田」ということで、「秋田」性の方人を無料にするという。いいじゃないですか! こうしたことは、先の講演会でも考えられることの一つに挙げられていたし、参考にすべきと思っている。 知恵がなければ、そうしたいろんな意見を参考にして実行していくのも一つの作戦であろうと私は考えている。 役場前の駐車場も雪が消えたが、雨模様で底冷えがし、桜並木もいつになったら桜が咲くやら、それでも少しは芽が膨らんできたのかな?