「よしひろ」さんの画業45周年

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(挨拶する高橋よしひろさんと、お祝いを述べられる矢口高雄さん)

漫画家・高橋よしひろさんが東成瀬中学校岩井川分校を卒業し、集団就職で上京して仕事しながら漫画家本宮ひろ志に師事し、本宮プロダクションの入社「下町弁慶」を週間少年ジャンプ」で発表以降、漫画家として45周年になることを記念して、ふるさと東成瀬で高橋よしひろ後援会(会長・鈴木国男)の主催で記念パーテーが開かれた。

この間多くの作品を連載出版し続け、シリーズによっては3000万部近い出版をするという作品群は、偉業と言ってもよい凄いご活躍です。

現在は、「銀牙~THE LAST  WARS ~」を週刊ゴラクに連載中であり、このほかにも週刊、月刊の漫画を多くれんさいし、多忙な毎日であるようです。

よしひろさんは、自分の漫画家としての基本は「勇気と愛」をテーマにして制作してきており、その基本姿勢は今もって作風の原点であり、変わっていないとした強い気持ちを挨拶の中で述べておられたのが印象的でした。

来賓挨拶の中で矢口高雄さんは、ご自身も漫画としては46年であるそうで、漫画界では大御所的存在の矢口氏とて、よしひろさんの活躍を、「漫画家を志して途中で挫折している人がごまんといる中での45周年は素晴らしい、おめでとう!」との御挨拶でした。更に、今売れていても、出版社から原稿依頼がなければそれで漫画家はおしまい!年を取って亡くなってしまえばそれでおしまい!そんな厳しい社会であるとのことに、改めてその厳しさを知ったところでした。