解散総選挙

ついにやったか、やっとやったか、どちらにしても「近いうちに解散する」が12月4日公示、16日投開票で年末選挙戦に突入である。 党内での総理を取り巻く環境は次第に厳しさをまし、最後の手段であ総理大臣特権を、党首討論の場という最高の場で、大方の 予想をしなかった、ごく一部の取り巻きにしか知らせておらなかったようであるような場面での解散宣言であった。 与党幹事長も知らなかったようで、党首討論の場で前の席におられた閣僚に 「今16日と言ったよな」と確認したそうなくらいであるから、よほど唐突であり、幹事長さえも知らなかったくらい信頼関係が薄れたことの与党内事情であるのでしょうか? それにしても、おそらく来年夏の参議院選との同時選挙まで引っ張るんではないか?と思っていた方もおるくらい政権に対するすがりつきが強いように見えたのですが、最後は違いました 私みたいに、今年中の解散なんてないのではないかと思っていたものや勝手なことを言っているものにとっては、最高の場面での出番で、野田総理大臣の党首討論での議論も迫力があって、安倍自民党総裁なんか押されっぱなしであったようにお見受けした。 なんだか、ぐーんと力量のある総理大臣に思えてきた。 少なくとも、その前のお二人よりははるかに実力、識見、実行力、政治家としての誠実さ、実行力を感じた。勝手なものですよねー、こんなことをシャーしゃーと言うなんて、ああ、恥ずかしい! でも、正直なところそんな感じがしているから、正直に書かせていただく。 さて、次なる総選挙はどうなる? わが第3選挙区は波乱万丈の様子である。 間違いなく5人の候補者で争われることになりそうであり、新党、いわゆる第3極と言われる政党の動きがにぎわっている。 結党したのか、吸収されたのか、したのか?さらにはその党名さえも別の党との呼称になるのか、いずれにしてもまだまだ動きがありそうであるし、にぎやかになること間違いなしである。 都市型政党であることは間違いないようである。 そんな世情とは別に、わが村の景色は冬に向かってまっしぐら、田子内の大銀杏の葉っぱはまだ落ちないし、黄色である、そばでは冬に向かっての落ち葉焚きの煙が上がっていた。 静かな山里であってほしいものである。