新規就農と再挑戦
(参加者は年々少なくなっているのかな?)
(来賓挨拶をする二田全国農業会議会長)
(熊谷教授による健康寿命を伸ばす食の手立ての講演)
(高橋さんの発表)
(大森さんの発表)
15回目の湯沢・雄勝農業者大会が開かれた。ざっと見て300名余りの参加者、始まった頃は確か1000名余りの参加者で熱気に溢れるものであったが。
各々の国政レベルの課題でもあり、各々の政党の農政議員も出席、熱い議論が交わされたものでした。
最近は、開会行事が終わると、公務もあってか、来賓もほとんど帰られている。
そんな中で、実践発表が二人の若い農業青年からあった。
一人は、駒形の高橋さんで、大学で経済学を学び、祖父から、農業でもやっていけるぞ!との会話から、全くの素人から、水稲とねぎ栽培に挑戦、何度も挫けそうになりながら、ネギなんて見たくないとの想いを克服し、新たな仲間も得て、意欲に燃えている発表に、多いに期待がもてた。
もう一方は、羽後町新成の大森さんで、受託水田と肥育牛の農家経営者の跡取りとして家族労働をしていたが、畜舎が火災の被災を受け、その惨状から立ち直れず、会社勤めをしていたが、期するところがあり、再度農業に挑戦、規模拡大を図っている、折れない心を力強く発表してくれた。
お二人の農業にたいする並々ならぬ決意に多いにご期待をしたいし、これに続く農業青年が出て来ることを期待したい農業者大会であった。