政局の始まりか

政治の世界とはこんなにも複雑怪奇なものなのか、本当に何が何やら、どう理解すればよいものなのか全くわからない。 日本の政治が落ち着くまでは、まだまだ遠い先のことなのだろうか? これほどまでに国政が不安定でありながら、ずるずるといたずらに国会の審議も進まず、しかも参議院での審議などはほとんど止まった状態が続いていることに国会議員は、責任を感じないのだろうか? 政治の安定化のためには解散総選挙が最も今求められていることは国民の大半の意向であろうと思われる。 しかし、この解散総選挙となると、あらゆる手段で先延ばしをしようとする意向が見え見えであるように感じられてならない。 当面延長国会の会期末までに解散総選挙があるかないか、それさえも不透明である。 あたかも、それをあいまいにするのが駆け引きであるかのような印象は決して国民のためにならないように思う。 粘り腰は相当なもので、反乱分子が離党し、除名処分で、ある意味すっきりしたであろうが、そのあとの対応は、相変わらず、3党合意とか何とか言って も、本当に決まるのかどうなのか、あの手この手の駆け引きがまだまだ続くとすればこれはもう、与党幹事長の考え通り同時選挙だってありうる話であり、結局 は任期いっぱいの選挙引き伸ばし戦術になることだって、これまでの経過を見ればあるのではないかとさえ思われる。 とにかく、目の上のたんこぶが離れたわけであり、これからじっくりと戦術を練っているところでありましょう。 あれこれ外野席みたいにして動いているが、野党のふがいなさもここまで来るとどうしようもありません。 体よくあしらわれているのではないかとさえ思われる。 道理で、世論調査などでも、敵失が次々と出てきても、与・野党とも支持率が全く大きく動くということはない。 政治に対する国民の期待する意識は完全に離れてしまっているのでしょうか? どうもそうとしか考えられないような気がします。 今回の一連の動きは政界の再編につながる政局になるのだろうかどうなんでしょうか?