巨星逝く
我々町村長をリードしてくださった秋田県町村会長である齋藤正寧(72)井川町長が急逝した。昨日早朝、年末から入院中の病院で亡くなったとのこと。
あまりに突然の訃報でことばもでなかった。
連絡をいただいたのが出勤前の7時30分頃、正寧さんなぐなってしまった。とのこと。
12月はそれぞれ忙しく、11月下旬の電算事務管理者会議が最後にお会いしたことになるのでしょうか。
11月の町村長大会も所用で欠席されてはいたが、その後の会議でも元気で主宰され、安心してしておったのに驚き、戸惑いで一杯である。2月には、改選があり、一旦出馬表明、その後病状から無理であり、引退をひょうめいされた。
その決断の早さ、病状を総て明らかにしての記者会見などジャーナリストとしての矜持、地方自治体の首長としての姿勢を鮮明にしたものであったと強く感じた。
それまでの御本人の揺れ動いた感情はいかばかりのものであったただろうか。
想像にあまりあるものがある。
物凄い緊張感のなかで、その決断をしてからその緊張感がぷつりときれてしまったのだろうか?
あの豪放な中にも物凄い思いやりのある言葉使い、他人をおもいやる気持ちの強さは並大抵ではなかった。
国、県に対しても堂々と町村の方針を示し、何事も臆することなく主張してくれ頼もしくもあり、我々の支柱であった。
10期挑戦、全国最多町長が叶わず残念無念!
今朝の散歩もそんな思いで足どりも重かった。