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ナラ枯れが進む

dsc_14651(ナラ枯れガ進む山)

数年前から全国的に進み出したナラ枯れが、今年も顕著になってきました。

少し落ち着いたのかなと思っていたら、今年の夏から急激にこのナラ枯れが目立ちはじめ、がっくりしているところです。

「カシノナガキクイムシ」を駆除する決定的な方法は、伐倒、薬液注入などは一定の効果はあるようですが、何せ、この虫の繁殖は人手がそうした山に直接入って、それらの方法を採るためには物理的に相当な困難を伴うことになります。

自然界は一定の輪廻で回っておるようであり、我々が考えているような対策で防止できるのかどうなのか、かなり難しい課題であると思っている。

しかし、漫然と手をこまねいていてよいものではなく、できる限りの手立てをしていかなければならないものと考えている。

我々を取り巻く自然界は、このところあまりにも変化が激しく驚きであり、災害も想定を超えるような事態が続出している。これは何を意味しているのだろうか?

我々も引き続きこうした自然界の変化には、関心を持って行かなければならないものと感じている。

税制についての研修

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(理事会で挨拶する藤原会長)

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(財政委員会で講演する神野名誉教授)

昨日は全国町村会の理事会が開かれこれに出席、更に予定では財政委員会が開かれた後、直ちに秋田県に入り翌日の今日、東成瀬村での現地視察研修が行われる予定であった。

ところが、このところの台風被害や新たに発生した台風などの影響で交通機関の乱れ、首長が留守をすることの配慮からこの現地視察が中止になってしまったはことは、やむを得ないこととはいえ残念であった。

ところで、財政委員会では、地方自治制度、税制を選考されておる東京大学の神野直彦名誉教授による「地方税制の課題と展望」と題して平成29年度に向けてあるいは今後の地方税制についての講演があった。

税制の理論から地方税の課題形態、「人税」は国税に、「物税」は地方税に、間接消費税の上流は国税に、下流は「地方税」にとされているが、その割合にはどうも課題がある。

28年度の地方税制改正は消費税の延期に伴う改正が中心である。

29年度税制改正では、ゴルフ場利用税の廃止、住民税の控除の改正、固定資産税の償却資産課税、森林環境税など予断を許さないくらい厳しい改正になるようである。

このほか、理事会では「簡素な給付措置(臨時給付金)・年金生活者等支援臨時福祉給付金に対する協力要請があり、林地台帳の整備に当たっては、民有林おも林地台帳ができ次第公表することとしているが、個人資産を公表することには課題がありそうであった。

一方、自治体の電子化においてクラウド化を促進するような取り組みを期待していること等の要請があった。

これに関しては、専門職員の育成と国による指導要請が行われた。

 

 

視点を変えるといい!

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(講演する藤本氏)DSC_1442[1]

 

いろんな考え方の人の意見や講演を聴くと参考になることが多い。

これは当然であるし、皆さんしっかりした考え方の元に講演するわけであり、共鳴することも多い。

要はそれをどのように具体的に行動に移すか、これがが難しい。

だからといって、そのまんまにしていたら前に進むこともできないし逆に立ち止まってばかりでは情けない話である。

2日に、秋田県・県内市町村と誘致企業との懇談会があったので、以前はこの懇談会に村としても参加してはいたが、なかなか企業を誘致するのは難しいとして、参加を取りやめていたが、今回強い呼びかけもあり参加した。

今年の4月には、「羽後の国フアーム」が誘致企業として秋田県から指定を受けたこともあったので、今後の事業展開もあり加入することにした。

その懇談会で「あこがれの秋田」と題する講演があった。これが実に飾りっ気のない1974年生まれの若い編集者の秋田県に対する思い、期待、自然、風土、秋田県人の性格などを実に的確にとらえた講演で気持ちがすっかり緩やかになった。

この編集者は兵庫県生まれの有限会社りすの代表取締役で藤本智士氏で、秋田県発行のフリーマガジン「のんびり」のほかたくさんの編集・原稿執筆をされていられる方でした。

県内をくまなく取材もしておられているようですが、我が村にはまだ来たことがないとおっしゃっていましたが、是非来てみたいとのことでした。

神戸のご出身と言うことで、雪道や雪などにも我々が考えていることとは視点が違うようで、我が村の雪の状況を話しましたら、雪が最も多い時期はいつ頃か?そんなもの凄い時期に是非行ってみたいとのことでもあった。

独特の大阪弁で柔らかく話すものの、ストレートで実に素晴らしい編集者でした。

こんなことを言ったら「なんもだー」と言われるかもしれません。

秋田には「ありがとう」に対する返答として「気にしないで~」と言った意味の「なんもだー」と言う方言があります。この方言こそがニッポンの未来があると信じて。なんも大学、はじまります。との考え方でした。

こうした方々の自然に対する思い、考え方を我々も少し視点を変えて見たらどうだろうか?

迷走する台風

DSC_1408[1](東の空はこの通りのだしがかかった状況)

DSC_1409[1](西の空はこの通りの青空)

過去にこんな台風があったのだろうか?一旦発生した台風が沖縄地方までも南下し、それが向きを変えて北上を始めた。それが気圧配置によるものでしょうが、日本列島に近づき太平洋岸を北上しつつ、宮城県沖から北海道をも巻き込んだ広い範囲を領域として日本列島を横断する見込みという。

その横断する地域に秋田県が完全に入りこむような状況で、我が村にとっては、いわゆる「下り風」つまり東側からの猛烈な台風となる見込みであり、これがかって我が村でも大きな被害を出した台風のような影響が心配されます。

奥羽山脈からの「だしがかかり」、生暖かい風と霧雨が時折降りかかる一方で、西の空はごらんのように青空ものぞく天候は要注意です。

十分な予防を心がけるように呼びかけをしていきたいものです。

 

 

 

台風襲来か?!

台風の影響なのかお盆過ぎとは言え蒸し暑い日々が続くこの頃です。 それでも朝夕は涼しい風が吹きなんとも言われない心地よさでもある。 オリンピックでの日本人選手の大活躍に大興奮である。 いよいよ最終に差し掛かり、残る男子マラソンに期待したい。 秋田県出身の佐々木選手は、これまでのマラソン選手とは違った練習方法を所属チームの総監督である宗選手の指導を忠実に守っているようで、特に理由はありませんが何とか期待できるような気がするのです。 期待しましょう! 空には入道雲。やはり夏です!