変わるブライダル業界
冠婚葬祭も様変わりしてきているようだ。
特に、ブライダル業界はものすごい競争世界であるとのこと。
私自身も、頼まれ仲人20回近くも経験させていただいているのですが、最近は全くそうしたこともなく、しかも結婚披露宴に呼ばれることも少なくなってきた。
従って、そうした業界の変化にはあまり経験することもなく過ごしてきた。
昨日は、久しぶりの職員の結婚披露宴にご招待を受けた、しかも会場が高校生時代を過ごした横手市の老舗旅館で、皇族や著名な作家、画家なども常宿にされた由緒ある旅館で、下宿のそばでありながら、当然のごとく立ち寄ることなどできなかった。
玄関一つをとっても文化財としても重厚でそれは歴史を感じるものであった。
その旅館が、平成に入ってからであったと記憶しているが火災にあい、しかもホテル産業がこの城下町にも押し寄せ、由緒ある旅館も閉鎖されたと記憶していた。
それが、秋田県内で展開しているブライダル産業が、火災といってもボヤ程度であったのか難を逃れた内蔵や石組、内部の造作などに着目しを、見事に改装し、内蔵での結婚式、フランス料理などをメーンにした食事で、若者の着目することとなって、結構繁盛しているようだ。
そこで昨日披露宴が行われたが、なかなか落ち着いた中にも、古い建物を活用しつつ外部からの採光であったりして、とてもゆっくりと和やかな良い雰囲気での披露宴でした。
とかくすると、いろいろなお付き合いでご当人さんがたよりもそちらの方が多いのが実情ですが、若い人たちの現実的な考え方がこれからのブライダル産業の方向かなとも思ったところでした。
しかも、いろいろな工夫が凝らされており、心のこもったパーテーになっているようにも感じた。