マンネリ化について思う

いろんな事業を行うに当たってよく「マンネリ化」の議論が起こる。 毎年同じようなことを同じ時期に、同じ内容で行っていることから、マンネリ化しているので、それを打破するように気合いをかけているのであるが、自然と前例踏襲になっていく。 これもまた已むを得ないことかもしれません。 しかし、そこには何か一つ工夫を凝らすことによって、違った催しになってくることも確かである、その工夫する気構えを持ち続けることは大事であると思う。 ところが、先日行われた全県消防大会でのことであるが、数十年ぶりにその大会に参加したのであるが、ほとんど内容的には同じであっただろうと思う が、違ったのは、会場が体育館みたいなところで、、お決まりの大会と表彰が行われた後、懇親会が盛大に行われたように記憶している。その場では知事も出席 して盛り上がり、マイクを持って一曲披露するというハプニングなどもあり、それぞれの市町村消防団幹部はそのあと、それぞれの行動をするために分散したよ うに記憶している。 今回はそうしたこととは全く違った大会で、非常にシンプルであったし、ある意味新鮮に映った。 それは、各支部の消防団員の意見発表が、内容的にバラエテーに富んでおり、10人もの意見発表でありながら退屈するなどという気持ちは全くなかった。 素晴らしかった。 要するに内容なんだなーと思った次第でした。 同時に、わたくし自身が数十年ぶりの体験ということもあり、聞くほうも、参加するほうも新鮮であったからなのかもしれないとも思った。 そこで、案内者も、全く違った方々に案内し、消防活動の内容を知っていただくための工夫も必要なように感じた次第でした。 いつも同じメンバーが集い、同じメンバーが案内をいただき、同じような内容だといわゆる「マンネリ化」したように感じることになるであろうし、そこはどこか工夫するためにも必要かもしれません。 それは、案内者の多くは、最初の大会は出席していたが、意見発表の段になるとほとんどおらなくなってしまっていたことからもうかがえるように思えた。 どうだろうか、無理かもしれませんが、婦人団体だとか、高齢団体だとか会社経営者だとかいろんな職種、団体に呼びかけすることも面白いのでないだろうか? 何を言っているといわれるだろうかな。 あえて申し上げた次第でした。