災害対策を質す

(参議院予算委員会で質問する中泉議員と答弁する菅官房長官)

昨日は、参議院予算委員会で秋田県選出の中泉参議院議員が農業問題、人口減少問題、災害対策、雪害対策など広範な課題についての質問をされていた。

初めての経験であり、慣れていないのでと前置きしての質問でしたが、大変落ち着いて新鮮な若々しい態度での質問は、与野党から好感を持っておられたように感じた。

特に農業問題については、自らの農業経営者としての経験を元に実態を知る議員としての立場からの質問で、まとをえた質問でありました。質問の最後には豪雪地域の災害対策などについて、豪雪地域の秋田出身と言うことから、危機管理所管の菅官房長官に質問した。

長官の答弁は、「豪雪地域の災害対策はそこに生活しておるものでなければ理解しにくい事がたくさんあり、自らそうした厳しい自然環境を知り尽くしたものとして、しっかりと安心して生活できるよう対応する」という力強い答弁をえた。

誠に力強い限りでした。

この予算員会では、金田法務大臣の所管する重要法案もあり、しかも法律論、判例など複雑な質問に対しての答弁で、連日野党の質問もあり丁寧な答弁で休まる時間もないくらいの議論をしておられた。

法務省所管の法案は、我々国民からすると実に奥深く慎重な議論の必要性を感じながらも、実態を想定しての議論は実に難しいと感じた。

 

雪質絶好!

(昨日のジュネス栗駒スキー場)

好天のスキー場、朝から賑やかでした。

出張続きで少しばて気味でしたが、孫にスキーに行こうかと言ったら早速乗り気で準備を始められ、つきあうことにした。

保育園の年長組ながら、やっと少し乗れるようになったのでだいぶ楽になった。

鳥海山もよく見え、その景色を見せるため山頂リフトまで連れて行った。

それぞれのコースでは、山形で行われる全国中学校スキー大会に出場の富山、石川、北海道、岩手などの選手が合宿を張っており、勢いよくポール練習をしておりました。

そうしたレベルの選手が来てくれることは嬉しいことですし、そのために一般のお客さんが迷惑するようなことのないような配慮なされておるようでした。

レストランもとかくオーダーの仕方がまずいとか、食事が遅いとかと言った苦言もあったのですが、改善され誠にスムースでしたし、雪質も良く、幼児用のわくわくキッズも好評で、終わった後の「やまゆり温泉」も大賑わいでした。

国立歴史民俗博物館

(広大な敷地に立派な博物館、1800年代の日本地図 )

開館と同時に入館しお客さんは少なかったこともありゆっくりと日本の原始・古代、中世、近世、更に民俗、近代、現代をテーマに沿って展示されており、ゆっくり回って2時間以上もかかる施設は、さすが国立の施設と言った感じでした。 この施設の所在地は、千葉県佐倉市で佐倉城の遺跡跡に整備されたもので、我々の生活様式などの歴史などを勉強でき る施設でした。 なかでも1866年に作られた日本地図は、関心があったが、地図全体からすると東北は極めて小さく画かれており中でも私の関心のある「手倉 越」がどのような位置付けなのかを    かなり丁寧にみまわったが読みとることはできなかった。更には、日本全体地図からすると東北は全体としてかなり小さくか画かれており、そうした視点での地図作成だったのかな? 伊能忠敬によって測量作製された地図とは違うことになる。そんな疑問をもって見て回ったが、新しい発見もあった。

千葉県東庄町で研修

(議会も各種会議、ダンスホールにもなる多目的な円形ホールで会議) (議会控え室や町長室執務室もワンフロアー) (日本三大大社の一つ香取神宮) 全国町村会財政委員会では、千葉県の東庄町で視察研修をした。 千葉県と茨城県の県境にある町は特徴あるまちづくりをされており、庁舎も徹底した合理性を追求しており、執務室もワンフロアーであり、応接セットもなく、待ち合い室も長椅子で災害時には簡易ベットに活用できるようにしたり、会議室も議会や会議、夜などにはダンスホールにも活用できるようにしていた。 保健・福祉・医療の一体化、つまり在宅包括ケアシステムの先進的な取り組みをしており、センター長は病院の所長さんでしたし、それが極めてしっくりといっていることには感心した。 香取神宮にも参拝することが出来た。伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮と三大神宮で皇室の直接関わる神宮でした。 とても重厚な格式ある神宮でした。 また、近くには、旭総合病院(病床しゅ1000床)もあり、連携が極めてスムースで自治医科大からの医師がほとんどだそうです。 とても勉強になりました。

町村会正副会長交流会

(講師の新井紀子氏)

昨日は全国町村会主催の都道府県町村会正副会長交流会が開催された。総務大臣代理の佐藤事務次官が出席して祝辞を延べ、全国町村議長会長からの祝辞もあった。この後、表彰式等に続き講師に国立情報量学研究所教授・社会共有知研究センター長・新井紀子氏の昨今話題となっているAIの活用等でなかなか今後の動向でどうなるのか理解しにくい課題の実態についての講演があった。題して「人工知能の発達とそれにともなう社会変化」についての講演があった。 2011年から人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクターを勤めるほか、文科省小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する委員などを務め、算数教育、数学は言葉などコンピューターや「ロボットは東大に入れるか」など多数の著書もある。 2020年には証券会社の証券マン、銀行マンがかなり代替になり、2030年にはホワイトカラーの約半数が代替えになるだろう。と言った大胆な話であった。 こうしたことを世界で始めて証明したし、そのあと世界で次々に証明されるようになったとのこと。 ロボットは東大に入れないともおっしゃっていた。 学校教育の問題は教科書を理解できていないを特に国語の理解力がない、もっと教科書の内容を多くし理解できるように徹底する。そのための対策を文科省から、来年度辺りから具体的な対策がとられるとのことであった。 田舎の学校が地域が教育には適しているし伸びる要素が大きいとのことであった。 さて、どう参考にするか?質問も多くあった。 みなさん凄い関心があった。