カテゴリー別アーカイブ: 教育

町村会正副会長交流会

(講師の新井紀子氏)

昨日は全国町村会主催の都道府県町村会正副会長交流会が開催された。総務大臣代理の佐藤事務次官が出席して祝辞を延べ、全国町村議長会長からの祝辞もあった。この後、表彰式等に続き講師に国立情報量学研究所教授・社会共有知研究センター長・新井紀子氏の昨今話題となっているAIの活用等でなかなか今後の動向でどうなるのか理解しにくい課題の実態についての講演があった。題して「人工知能の発達とそれにともなう社会変化」についての講演があった。 2011年から人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクターを勤めるほか、文科省小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する委員などを務め、算数教育、数学は言葉などコンピューターや「ロボットは東大に入れるか」など多数の著書もある。 2020年には証券会社の証券マン、銀行マンがかなり代替になり、2030年にはホワイトカラーの約半数が代替えになるだろう。と言った大胆な話であった。 こうしたことを世界で始めて証明したし、そのあと世界で次々に証明されるようになったとのこと。 ロボットは東大に入れないともおっしゃっていた。 学校教育の問題は教科書を理解できていないを特に国語の理解力がない、もっと教科書の内容を多くし理解できるように徹底する。そのための対策を文科省から、来年度辺りから具体的な対策がとられるとのことであった。 田舎の学校が地域が教育には適しているし伸びる要素が大きいとのことであった。 さて、どう参考にするか?質問も多くあった。 みなさん凄い関心があった。

 

土谷ふるさと先生

(中央が土谷順彦山形大学医学部腎泌尿器外科学講座教授) (母校の東成瀬中学校で後輩に講演する土谷先生) (質問する中学校一年生)

年に二回、東成瀬中学校と東成瀬小学校では、村出身で各界で活躍されている方を「ふるさと先生」にお願いして講演していただいている。 今回は、肴沢出身の土谷順彦山形大学医学部腎泌尿器外科学講座教授にお願いして、「医者になるということ~科学・技・愛~」と題して約50分にわたって、ていねいに易しく分かりやすく講演してくださいました。 特に、最新の先端医療の現場と治療、医学の現状、更に新聞などでもしばしば取り上げられた土谷先生の前立腺がんのロボット手術技法の「ダ・ヴィンチ」等についても紹介されるなど、生徒たちにも理解しやすいように話してくださいました。 講演の最後に老子の「千里之行始於足下」を例えにし、大きな目標に向かってまずは第一歩を踏み出してほしいと激励してくれました。 生徒たちも大先輩の講演に終始食い入るようにして聴いており、感銘したようでした。 質問も次々と出て、予定時間を大分超過しての充実したふるさと先生の学習となったようでした。

叙勲祝賀会で

(横倉日本医師会会長の祝辞) (御法川自民党財務金融委員長は子供の頃からの主治医)

小山田前秋田県医師会長が、旭日小綬章並びに秋田県文化功労賞受章祝賀会があり出席した。 小山田先生は、わが村が一昨年保健文化賞を授賞したさい推薦していただいた会長であり、村にとっても名誉なことで感謝しているところです。 今回の叙勲を心から御祝い申し上げます。 この祝賀会には、日本医師会長始め多くの著名な方々が出席されており、いろいろな方々とお話しする機会があってとても充実した時間でした。 村の特産品、学力、栗駒山荘、スキー場、自然環境、物産、短角牛の肉質や六次産業の取組、更には日本で最も美しい村連合の紹介もできるなどと共に、子供達の肥満度、歯科口腔等の取組みに関心をもっておられることも知りましたし、秋田大学との地域連携等の幅広い分野でお話しをすることができました。 これからも地域連携に協力したいとの提案もあり心強く感じたところでした。

東成瀬中学校70周年

東成瀬中学校創立70周年、統合40周年を祝い記念式典が開かれた。 思いでの多い中学校、70年の間には数々の出来事があった。 なんと言っても分校が4校もあり、統合中学校に当たっては建設場所をめぐって村を二分するような村長リコール運動に発展、教育委員長等の辞任や選挙管理委員長の辞任ありでしたが、結局はリコールは成立はせずに、暫くは村のなかはギクシャクしていたように感じた時期があった思い出がある。 卒業生は5700名を越えそれぞれの立場で活躍されておられる方々も多い。 生徒にはそうした歴史を勉強し一つの通過点としつつも、未来に向けて目的意識をもち意欲的な生徒になるように努力を期待したい。 正しく「温故知新」の心で次の時代に向かってほしいものです。 式典のあと、記念コンサートが開かれ、中学生による学年合唱、全校合唱と全生徒75名によるブラスバンド演奏は、伝統的な取り組みであり特徴的なことであるようだ。 これもまた、素晴らしい取り組みであると思う。 これに加えて、今回は、秋田市在住のソプラノ歌手は長谷川留美子さんが本校出身という関係もあって、お願いし、素晴らしい演奏会となった。 特に、参加者全員と長谷川さんとの「ふるさと」を全員で合唱、感動的でもあったようです。

森林体験教室

dsc_18871 dsc_18891 dsc_18901(森林教室で樹木や植物の勉強中)

img_3999 img_3993(ブナの苗木を植える5年生)

東成瀬小学校5年生18名が、岩井川の日影地内「ふれあいの森」で水源の森を育む森林体験教室で貴重な体験をした。

教室の趣旨を説明された後、2班に分かれて森林観察会で樹木や草花の名前、その特徴などを「秋田県森の案内人」お二人(半田克二郎氏と姉崎吉和氏)からユーモアを交えたわかりやすいお話から入っていき、60本のブナの苗木を植樹をした。

この子供たちが成人するころには、立派なブナ林として再びこの地でふれあうことを期待したいものです。