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災害対策を質す

(参議院予算委員会で質問する中泉議員と答弁する菅官房長官)

昨日は、参議院予算委員会で秋田県選出の中泉参議院議員が農業問題、人口減少問題、災害対策、雪害対策など広範な課題についての質問をされていた。

初めての経験であり、慣れていないのでと前置きしての質問でしたが、大変落ち着いて新鮮な若々しい態度での質問は、与野党から好感を持っておられたように感じた。

特に農業問題については、自らの農業経営者としての経験を元に実態を知る議員としての立場からの質問で、まとをえた質問でありました。質問の最後には豪雪地域の災害対策などについて、豪雪地域の秋田出身と言うことから、危機管理所管の菅官房長官に質問した。

長官の答弁は、「豪雪地域の災害対策はそこに生活しておるものでなければ理解しにくい事がたくさんあり、自らそうした厳しい自然環境を知り尽くしたものとして、しっかりと安心して生活できるよう対応する」という力強い答弁をえた。

誠に力強い限りでした。

この予算員会では、金田法務大臣の所管する重要法案もあり、しかも法律論、判例など複雑な質問に対しての答弁で、連日野党の質問もあり丁寧な答弁で休まる時間もないくらいの議論をしておられた。

法務省所管の法案は、我々国民からすると実に奥深く慎重な議論の必要性を感じながらも、実態を想定しての議論は実に難しいと感じた。

 

国立歴史民俗博物館

(広大な敷地に立派な博物館、1800年代の日本地図 )

開館と同時に入館しお客さんは少なかったこともありゆっくりと日本の原始・古代、中世、近世、更に民俗、近代、現代をテーマに沿って展示されており、ゆっくり回って2時間以上もかかる施設は、さすが国立の施設と言った感じでした。 この施設の所在地は、千葉県佐倉市で佐倉城の遺跡跡に整備されたもので、我々の生活様式などの歴史などを勉強でき る施設でした。 なかでも1866年に作られた日本地図は、関心があったが、地図全体からすると東北は極めて小さく画かれており中でも私の関心のある「手倉 越」がどのような位置付けなのかを    かなり丁寧にみまわったが読みとることはできなかった。更には、日本全体地図からすると東北は全体としてかなり小さくか画かれており、そうした視点での地図作成だったのかな? 伊能忠敬によって測量作製された地図とは違うことになる。そんな疑問をもって見て回ったが、新しい発見もあった。

探検と冒険

(講演する高橋大輔さん)

秋田生まれの探検家であり、小説家でもある高橋大輔さんの講演会が、秋田魁政経懇話会主催で行われた。 かのロビンソン・クルーソーの住居跡を発見したことで、一躍注目された方のようです。 実は、日本のロビンソン・クルーソーがおり、漂流し長いこと孤島にすみ続けた日本人も多いことを今回知ることとなった。その孤島は、東京都の秘境「鳥島」である。 そこの歴史、アホウドリ、自然、火山などを総合的に其々の学者と一緒に研究探検しようとしたが、前例がないとして上陸の許可が得られず実現できないでいるとのこと。何せ、八丈島から50km以上、チャーターする漁船で72時間 漁師もいきたがらない波浪の激しい孤島で、ヨットが一番早く着けるくらいの自然環境が厳しいところなそうです。何故かヨットは風を受けるとスムースにつけるそうです。 いずれ、話を聞いただけでも、日本人が日本を見直す必要性を探検を通じで得たいとする心意気を感じた。 この鳥島探検と日本アルプスの劔岳が登山家としてはものすごく難攻不落の山だそうですが、ここにも多くの歴史、宗教的研究、探検の意義のある山であるとして挑戦したいとのことであった。 前例がないとして許可しない、前例踏襲を見直すことの必要性を大事なことだとしているものとして考えさせられた講演でした。

会計検査の時期

国の予算を活用しての事業は地方自治体にとっては必要不可欠に重要なことである。

この事業が適正か?あるいは制度の趣旨に沿っているのかを定期に検査を受けることになり、その事務作業も大変である。

その検査が今日行われる。

ところが雪国にとっては、この時期何かと繁忙を極める。そんな時期に検査はいかがなものかと言った意見が結構あるようで、今日の検査に当たってもそうした意見を少し申し上げたところでした。実際今日の担当官もそうしたことを上司に述べているとのことであった。

少し落ち着くか?

今年の冬は過ごしやすいという人が結構おられる。

先日の連続降雪の4日間は一時これは厳しくなるぞといった感じでしたが、そのあと小康状態を保ち皆さんかなりゆっくりしたようで、いつもの年からすると良い方だという声が出てくるようになった。

確かにここ4年間では一番少ない積雪状況で23日現在では118cmですが、しかし大寒に入ったばかりでこの後も気を緩めることなくしっかりと雪に対する備えをしなければなりません。

昨日は、大相撲の初場所でしばらくぶりの日本人新横綱誕生を期待する声も高まり、秋田県出身の豪風関が10勝をあげる活躍に大喜びでした。小兵ながら徹底した押し相撲。師匠から「押し相撲」しか教わらなかった、と言うとおりの活躍は気味の良い相撲ぶりです。